幸せのたね

日々の溢れる思いを気ままに更新しています。

素質

幸せのたねayaです。

 

私には3人の子供がいます。

みんな全く性格が違っていて、見ていておもしろいし考えさせられることもしばしば…

 

例えば長女…

社会人2年目なのですが子供の時から真面目で俗に言うちゃんとした子でした。

宿題は帰ったらすぐやるし、学校からの配布物も必ず見せます。

真面目で人一倍努力家だけど要領が良くないので成績はいまいちでした。

ですが繊細で敏感で人の気持ちに寄り添える子です。

だからか人混みや学校が苦手で、行きたくない気持ちと行かなければならないという気持ちの狭間できつくつらい思いもしていました。

「きつい時は休んでもいいよ」と親が言っても本人の「休んでもいい」の許可が下りるまでは休みません。

大人になり看護師の職に就いた今もその性格は変わらず、過酷な状況の中神経がすり減り体調も悪くなりがちです。

「そんなにキツイなら休んでもいいし、辞めてもいいんだよ」と言ってもまだ本人の許可が下りていないのでしょう。決まった時間に起きて仕事へ向かいます。

「なんでそんなに頑張るの?」って聞いたら「こんな恵まれた環境でへこたれていたらご先祖様に申し訳ない」と言っていました。

その感覚、すごいなぁと思ったし、自分が若い頃にはない感覚だったのでびっくりしたし、えらいなぁとも思いました。

 

一方、現在中3の次女は毎日楽しそうに学校へ行っています。学校に行かないと暇だと言います。一応受験生ですがその自覚はまだないようです。

 

一丁前に朝は不機嫌を装っていますが情報番組のエンタメコーナーで大好きなアイドルが出ると急にニコニコしご機嫌にしゃべりだします。

 

彼女は提出物を出さない事が多いので、情報を知り得ない親は授業参観やPTAの出ごとなどでお友達のお母さんから初めて情報を得ると言ったこともしばしば…

うちに帰って注意しても「はいはーい」と軽い返事が帰ってくるのみ。 

 

置き勉は当たり前で学校の鞄は軽っかる!

同時に頭も軽っかるです💦

 

成績表の親のコメント欄を自分で書いていた事がありその事が先日バレました。

本来親が書くスペースに次女の字で「がんばってるね、その調子!」って書いてありました…

 

ここまでくると本気で怒るのもバカらしくなります…

得意な教科は得意だから頑張らなくていいと言うし、苦手な教科も特に頑張りません。

でも「これはやりたい!」と決めた時の熱量は半端なく、いつものリラックス状態にプラスされた少しの緊張感で最高のパフォーマンスをします。

 

どちらかといえば長女タイプの私はこの次女の性格が羨ましくもあります。

じゃあそうすればいいじゃない、と思うのですがなかなかそう簡単にできるものではありません。  

もともとが違うのでそうある事が苦しくもあるのです。

逆もまた然りだと思います。

長女も同じ事を言っていました。

 

次女は次女でちゃんとした性格の姉を一目置いています。

お互いの性格を尊敬しお互いのことを大好きだと言います。

 

全く違う性格のふたりですが、彼女たちの共通点は全部自己責任のもと自分の選択でそうしているという事です。

長女の一見苦しく生きにくそうな生き方も

次女のパーリーピーポーぶりな生き方も見事なまでにブレません。あくまで自分は自分なのです。

 

親としてはあまりにも対照的なふたりが心配でもありましたが、不思議な事にその時その時でこの子たちをあたたかく見守ってくれるよき理解者がちゃんと現れます。

長女には難しい長女の性格に寄り添ってくれる優しい彼氏だったり、次女には次女の特性を見抜き導いてくれる塾の先生だったり…

 

そんなふたりを見ていると、もともと持っている自分の素質を認め自分軸で生きている人は強いです。

はたから見ていても絶対大丈夫だと思えるのです。

 

だから私が心配する事は何もないようです。

 

そして、忘れてはいけない…長男。

この男もそんな姉と妹に挟まれ鍛えられたのか不思議なくらい何があっても動じない男です。

打たれ強いといいますか…

逆にイタイ感じを漂わせていないか心配になりますが呆れるほどに自分軸で生きています…

笑笑

 

それぞれに自立して生きるこの3人の物語がこれからも楽しみです!

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ありがとうございます😊