⑤呼ばれまして奈良…大神神社 三輪山
④からの続きです。
いよいよ三輪山に入山します。
（写真はお借りしました。）
山にカメラ持ち込めなくて
写真がないので、どこまで伝わるか？
くしゃくしゃで見づらいけど三輪山の
登拝案内図。
三輪山の標高は467.1mで、
約80mの高さにある登山口から山頂までは400m近くの高さを登ります。
登拝に要する時間は2～3時間。
木々に囲まれ、きれいに整備された
神聖な山ですがいきなりの急坂、、
普段運動はほとんどしない私は
息が上がります。
5分ぐらいしか登ってないのに
急に不安が押し寄せます。
「私に登れるのだろうか…」
私の心の声が聞こえたのか
案内の男性がしっかり私の目を見て
おっしゃいました。
「ここは神様の体の中だから
自分の意思や力で登ろうとしないで下さい。
足を動かすだけで頂上に運んでくれます」
その声にハッとしました。
「まだ自分を信頼していなかった」
それに気づくととたんに足が軽くなり
フワリと浮いたように軽く歩く事が
できました。
とはいえ、しばらくすると
また息が上がります。
足が上がらずもうダメかも、と思うと
要所要所にある拝所に着きます。
そこで手を合わせるので少し休む事が
できるのです。
その度に御神気を頂き体が復活します。
ちゃんと援護されているんだと思い
感謝の気持ちでいっぱいになります。
8合目の途中からあまりきつくなくなり
ました。
それは山が下界でつけたいろんな穢れを
落としてくれたのですよ、と教えて頂き
ました。
（どんだけ穢れてたのか、、わたし💦）
ついに山頂、案内の方の祝詞と般若心経が
心地よい風のように身体に浸透していきま
した。
私にも登れたという達成感に清々しい
気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます
ありがとうございますと
何回も唱えました。
山頂の拝所は人が多くなっていました。
そして下山。
帰りは足取りが軽くスイスイ降りれます。
途中英樹さんが何度も後ろを振り返るので
「どうした？」と尋ねると
「自分のすぐ後ろから数人の男性が
ザワザワとついてくるので先に
道を譲ろうと振り返ると誰もおらんし！」
と言っていました。笑
私が思うに
「さぁ、英樹を今後どうしようか…」と
英樹さんの守護神や守護霊さん達が
相談してたんじゃないかな。
そして無事に三輪山登拝のミッション
完了。
達成感と疲労感のはざまで
記念写真…
でもここからまた知る人ぞ知る
拝所へ連れて行って頂きました。
神社脇の小道を抜けて再び山へ入ると
大きな岩が祀られていて
そこのエネルギーが凄すぎて
体がビリビリとしびれます。
目を瞑ると違う次元へ移動してしまい
そうなポータルのような場所でした。
こんな場所があるんだと思ったし
連れてきてもらえた事が奇跡。
本当にありがたかったです。
案内の方との話しは尽きなかった
のですが最後に「日常を楽しむ事ですよ」
とおっしゃられていました。
置かれた場所でそれぞれが良いと思う事を
信念を持って楽しみながらやっていく事が
大切なんだと改めて思いました。
現在と未来も過去も全ての生命の意識も
繋がっているから…
楽しみながらワクワクした思いを発する
のは本当に大事。
これは気づいたから努めてやってるけど
今回の旅でまた深く確信しました。
そして自分でやろうとしないで
お任せする事。
山に登る時に自分の力で登ろうとしないでと
言われた事をそのまま日常で生かせるか
私の課題のようです。
それは自分を信じ抜く事と同じだよ
と言われたような気がしました。
力強い山の御神気を受けながら
名残り惜しくも案内して下さった方と
お別れしました。
まさしく山の神様が繋いでくださった
ご縁でした。
ありがとうございました。
クルミのスープが麺に絡んで美味しかった。
今回の旅ができたのは
はこちゃんのおかげ。
勇気を出して声かけてくれたことを
本当に感謝しています。
温まってホッとしてこのお店を最後に
お別れしました。
はこちゃんありがとう〜❤️
ここまでで今回の旅のミッションは
ひとまず終了…
この時点で午後3時。
ここからノープランです。
奈良を観光しようかと思いましたが
とりあえず九州に向かって帰れるとこまで
帰ろうということにしました。
運転手英樹の力が尽きたのは奈良からでて
3時間。岡山県倉敷でした。
時刻は午後6時。
2日目の宿は倉敷に決定。
続く
